2025年1月23日木曜日

何事も油断は禁物

やはり生活が不規則なせいか、今日も中々起きられなかった。講義期間が終わったので、スマホのアラームを全部解除しているのも原因の一つ。まあ学生との約束は3時なので、問題は無かったが。

2時半くらいに職場着。これくらいの時間だとウェストウィングにまあまあ近い所に停められるのでよい。生協で弁当を買うか、と思ったが、キッチンカーで売ってるのに美味しそうなものがあったので、そっちにする。やはり温かいとおいしい。で食べてからちょっとゴソゴソやってたら学生が現れた。真っ赤にしたドラフトを渡す。それからしばし考え事。学生の修論に関すること。ちょっと証明が簡単に成った。実例を計算してたら思い付いたので、例は大事だなと再認識。ちょっと昨日数セミを眺めてたら、「うんと簡単な例と検算」という文章が出てて、そこに「一般的・抽象的で難しい公式・定理が出てきたら自分で簡単な場合に当てはめよといつも言っている。」と出てて、成程いい言葉、と思っただけに、例の計算をしてみてよかったな、という感じがした。TeX 化しておく。その後別の学生の修論のチェック。丹念に点検すれば自分で見付けられるようなミスを残したまま添削を依頼するのはどういう神経なのかと思ってしまう。今日の学生ではないが「除く」を「覗く」と間違えているのをまんま提出するつもりなんだろうか?一回印刷して見るなり、画面をただ漫然と眺めるのではなく、画面を見い見い1行ずつ紙に書きながら見るくらいのことはしないと。それでもなお間違いは残る。去年福岡で喋らせてもらった物の報告集も校正の度に間違いが見付かったし。兄者によれば、役所では印刷して、二人で読み合わせて、とかいう原始的な方法を今でも採っているらしい。数学の論文と違って、間違いがあったら大変なことに成るからね。それでも昔の文章を見たら、「~している」が「~してる」とくだけた表現に成って残ったままだった所があったそうだ。手間暇はかけないとね。8時過ぎに学生が現れて、また印刷したものを渡された。今日も真っ赤にしたるねん。

晩飯はココ壱番屋で「塩豚角煮ジンジャーカレー」という最近CMでよくやってる期間限定の物を食べた。山田裕貴が「ココイチもすごいけど俺もすごい!」と言ってたので、乗せられてみた。角煮は柔らかかった。ジンジャーも効いてて、まあ旨かった。「すごい」というほどかどうかは兎も角。スプーンが抽選で当たるとかで、籤を引かせてくれた。はずれらしく、何やら葉書を渡された。貼り付けて送れ、とのこと。まあやらないだろうな。

ちゃんと寝て調子が良かったりとか色々上手くいったりすると、人間雑に成るものだ。帰りにちょっとヒヤッとした。車線を変える前にはちゃんとしないと。通行量も少ないし、いつもは大丈夫だから油断していた。日常生活にも数学にも意外な所に落とし穴がある。今まで以上に気を付けよう。