2013年11月12日火曜日

微分方程式を解いた

線形代数のテキストに、線形写像の例として微分作用素が出ていた。で基底を決めて行列表現してある。で自明な命題により、その微分方程式を解くことと、連立方程式を解くことは同値。ということで微分方程式を解くと称して、行列の掃出しをしただけ。が、大体掃出しはコンピューターにやらせているので、手計算でやるのは存外時間を食った。答えが合っているはずだが、肝心の微分方程式の解に成っていない。困って何度もやり返したら、多項式の計算が出来ないというだけのことだった。手計算をしないと能力が落ちるね。固有値、固有ベクトルの計算は手計算の能力が大事だから(いや、コンピューターで出来るんだけど、講義の時はね)、手計算をたくさんやって能力を上げておかないとまた1回生の前で恥をかく。計算しよう。

フィボナッチ数列の一般項を√5を使って与える公式(ビネットの公式というらしい)は、結果さえわかっていれば数学的帰納法で簡単に証明できるが、結果を知らないと線型代数の問題に成る。固有値、固有ベクトルをやる時にそれを例に挙げてみようか。