学会のため多摩センターのホテルに泊まっている。で今日はあまり呑んでないから頭は冴えているだろう、ということで頼まれ仕事を一つやってしまおう、と思い始めたんだが、全然計算が合わない。で酒中断（こらこら）をはさみながら計算の続き。苦戦の末ようやく正解に辿り着けた。計算力の衰えは凄い。今までは「こんな面倒なものは全部 Maple だー！」とやっていたのだが、衰えはここから来る。さすがにこんなことを「Sage だー！」と言ってやるにはまだ Sage はハードルが高すぎる。でちまちまと手計算を繰り返した、というわけ。先は長いな。
で頼まれ仕事のために Hardy－Wright の本が必要になった。でもちろん和訳を見るわけだが。山科を出る時点では「上巻だけでことが足りそうだな」と思ったので下巻は置いてきたわけだが、下巻が必要になることが判明してしまった。どうしよう？選択肢1：山科に帰るまで待つ。選択肢2：首都大の図書館でコピーする。前者は残りの学会期間中の暇をもてあましそうなので、選択肢2を選んだわけだが、都立大（当時）のOBによると、早稲田のように外部者をさくっと入れるほどセキュリティは甘くないらしい。仕方ないので選択肢1にするか、と思ったところで名案。学会会場で売ってるじゃぁあーりませんか。で急いで購入に走る。で講演もそこそこに（こらこら）Hardy－Wright を眺めていたら、やはり全然自明でないことが分かった。それを明日一杯かけて理解して、一応の形を作る、ということにして寝ることにする。では see you again.
などと呑気なこと（数学を呑気なこととするとはけしからん、という突っ込みは却下）を言っていたが、どうも稀勢の里が怪我をしたらしい。今日日馬富士に土俵下に吹っ飛ばされたときに肩と胸のあたりをうったらしい。もしかしたら明日、明後日と休場かもしれない、とのこと。新横綱で全勝で優勝どころか、一変休場の危機。どうなる稀勢の里？
