12時に寝て1時に起きた、とか書くと凄い長時間寝たように見えるがさにあらず。寝たのは深夜12時で起きたのは深夜1時。そう、1時間しか寝ていないのである。目が覚めた後は寝ようと努力するも眠くならず。仕方ないのでコンビニでビールを数本買ってきて、ポケコンや関数電卓いじりをしながらちびちびと。ポケコンにも3次方程式を解くプログラムが入っていた。計算精度は関数電卓より上。うん、今度からこっちを使おう。とか、関数電卓はある程度πに近い値になると 3.141592654 (四捨五入の関係で10桁目は4と表示される)ではなくπと表示される。1/(1+x2) を0から1まで定積分するとπ/4 と表示される。これは面白い、ということで高木貞治「初等整数論講義」を引っ張り出してきて、どの近似分数だとπと表示されるか、など。時間は果てしなく過ぎていくのだった。ビールはとっくに空に成っていたが、もう明るくなってきたので、試験監督に遅れないよう、早めに住処を立つ。
試験は「代数学II」。体の拡大とガロア理論。毎年講義をやってて一番楽しいのがこの科目なんだが、採点する段になって一番脱力する科目でもある。今年も「あー、何でこんなことになるんだ!」という感じに成りそうである。
試験は4時過ぎに終了したので、色々ごそごそやって4時半には職場を離れる。帰宅後は大相撲。逸ノ城 vs. 照の富士戦は力の入る一番だった。何しろ水入りがあったくらいだから。どっちも出ように出られず引こうに引けずといった好一番であった。ただ解説の九重親方曰く「2人とももっと早く決着の着く相撲を覚えないとだめですよ」と手厳しい一言があった。大横綱は言うことが違う。豪栄道は勝って、何とか7勝7敗まで持ち込んだ。よし相撲はここまで。これから床屋だ。
ということで床屋へ。猛暑の時期に行ったきり行ってなかったらしい。どうりでぼさぼさに成っていたわけだ。髭もすっきり。食事をして帰ってきて、今「相棒」を1話分見終わったところ。ということで寝不足だし、早いとこ寝ますわ。