2014年12月13日土曜日

√10

今晩は明らかにおかしい。時計を見て「お、7時か。そろそろ起きよう」と思ってみたら、なんと19時だった。水曜の晩から木曜にかけては、明らかに体内時計をおかしくする生活をしたが、それを1日引きずるのは始めてである。だから昨晩(この晩ね)は、演習問題作りと定期試験の問題作りでしっかり仕事をした。明日(今日ね)は朝から行く所があるので、もういい加減寝る。

さて、数日前「日本頭脳王決定戦」みたいなのを、NangokuでK祐に見せられた。みんないろんなことを知っている(頭がいい、とは決して言わない。)が、小生その問題の中で、どの回答者よりも速く答えた問題があった。それは「3.1622…、この数は何でしょう」という問題。小生瞬時に「√10」と答えた。それから一番最初に答える人がボタンを押したくらいだから、K祐に尊敬の眼差しで見られた。√10 は比較的円周率に近いので、昔は代用品として使われた時期もあった。円周率マニアの面目躍如をしてのけた。

その後 IQ を計るようなパズルをK祐と2人でやったんだが、小生の傾向がはっきりでた。数に関する問題はすぐ答えを出せるが、図形に関する問題はからっきし駄目。前者は整数論屋としての面目躍如だが、後者は「俺は数論幾何なんかわからん。不定方程式屋じゃ」と言っているのを立証してしまったようなもの。そう小生は「楕円曲線のarithmetic」には興味あっても、「楕円曲線のgeometry」にはあまり興味は無い。結果だけ見れば小生の結果は「数論幾何」に属するんだろうが、証明を見れば分かるとおり、全ては「代数的整数論」である。これからは「不定方程式屋」として生きるつもりで修行中。