2014年12月13日土曜日

トポロジーはわかるかい?

などと書いてしばし。その「頭脳王決定戦」の中に面白い問題があった。柱が二本立っていて、その上部は紐でつながれている。その紐を通さないで、左の柱にかかっている輪を右の柱に移せるか?ただし、輪はいくらでも伸ばせるものとする。」という問題。数学オリンピック金メダルの学生が即答。トポロジーやリーマン球面が分かる人には自明ですよね。その人が複素積分が0になる有名な問題を解けるようになるかどうかは彼が入る/行っている大学(彼のプロフィールは見なかったたんで、高校生か大学生か知らない)教員次第。子供の芽を摘むかどうかは我々次第。責任は重いな。まあそういう話題は酒の席でしか手に入らないもので、教育のためには酒を毛嫌いしてはいけない。研究一本で行くんなら酒は無用の長物の感もあるが。