センター試験の制度を変えるらしい、というニュースを見た。マークシート、リスニング、年一回の現状を、マークシート+記述、リスニング+スピーキング、年複数回にするとか。理念はわかる。ロクに答案を書けない大学生とか、ずうずうしく外国人にしゃべりにいかない日本人とかはぎょうさん見ている。一発入試だと、その日たまたま体調を崩した学生のことを思うと哀れでならない。
が、がである。現場の負担をどの程度考えてくれているんだろうか?センター試験の数学の設問の大変さは、昔「大学への数学」に佐藤恒雄・千葉大学名誉教授が暴露されている。大変だ。作問委員になった人も数名知っている。見るからに辛そうである。だからそのために教員数を増やせ、と言っても増やされることは無いであろう。明らかである。言いだしっぺは誰なんだ?正体を明かせ。猛反対しちゃる。と言っても小生相当なチキンなので、いざとなったら何も言えないであろうが。全国から反対の声を上げよう。もしくは教員増の声を上げよう。まあ国政の明日を担う衆議院選挙に50%しか行かない国民性だし、声を上げろといっても無駄か。無力感。