2017年1月25日水曜日

左文字右京

たまには早起きする日もある。でいまさっき起きたところ。昨日は教授会(1時間半ほどで終了)、採点、レポートのチェックなど、色々用があった。で「代数学II」だが、ほぼ予想通りの結果。レポートも採点に値するものはなく、試験の結果が全結果、となってしまった。しかし、「[L:K]=n<∞ ⇒ t∈L に対し、f(t)=0 となる f(X)∈K[X] で deg(f)<n であるものが存在する」ってそんなに難しいことなんだろうか?「平面に3本ベクトルがあれば一次従属」っていうのと本質は何も変わらないんだが。その癖「[L:K]<∞ ⇒ L/K は代数拡大」とかいう定理を「覚えて」きたりするんだが。ってまるっきり同じことを数年前に書いた気がする。どうも線形代数担当の先生がいけない気がするな。幸い今の3回生は、数学III、IV(行列、行列式、線形空間、対角化など)は別の先生が担当しているはずなので、思いっきり文句が言える、と思ったら、演習を担当していたのは小生であった。まあとにかくどっかから根本的に直さない限り、「代数学II」はこの惨劇が繰り返されることだろう。まあ大学だけの責任でなく、小学校の時からの見直しを図らない限り、現状はどうしようもないだろう。とにかく「我々だけの責任ではない!」と声を大にして言うことにしよう。

大江戸捜査網」だが、多分松方弘樹がやっていたのは「左文字右京」。昼の名は「清さん」。「大江戸捜査網」も「代数学II」も「せいさん」か。