火曜日はノイキルヒの本を読むゼミ。円分体での素数の分解がよくわかったところで、次は平方剰余の相互法則を円分体を用いて証明する、という話。うん、円分体に持ち込むと上下がひっくり返せる理由がよくわかる。で来週から局所化の話で、1次元スキームとか出てくるところ。ここは小生苦手にしているので、じっくり勉強させてもらいたい所。頑張って予習してきてください。
その後は事務と色々やりとり。何やら事務から送られてきた説明書きを見ると、レポートは全部オンラインで提出しなくてはならない、みたいに書いてある。冗談じゃない。数学のレポートの場合は TeX(使える4回生は少数)か Word の数式エディター(入力するのが面倒くさい)を使ったものを提出するしかなくなる。しかも pdf に変換しなくてはいけないということは、acrobat が必要。それで昨日の晩大慌てで問い合わせのメイルを書いたんだが、どうやら手書きのレポートでもよい、とのこと。ただしその場合は、規定の表紙を付けること、提出先は「学びステーション」と明記することなどが条件。これで明日何の心配もせずに「暗号理論」のレポート問題を配れる。やれやれ良かった。が、レポート問題を配ると、学生が来なくなる、という問題がある。「暗号理論」ではないが、数年前の別の講義で、レポート問題を配布したら次の週出席者が0だったことがある。その後は1人だったり3人だったりと、超低空飛行。その3人出席の時も、部屋の後の隅に固まって座り、講義を聴いている様子が無かった。馬鹿馬鹿しくなって早目に切り上げた。その後は特に何を用意するでもなく、教卓で学生が来るのをボーっと待っていた。「暗号理論」もそんなことになるんでしょうか?まあそれならそれでいいんだけどね。幸い教えることはまだ若干残っているので、もし真面目に学生が出席してきても大丈夫。「もし真面目に」は不適切な表現だな。えーと、どう書き換えようか。まあいいや。どうせこの頁を読んでるのは数人しかいないんだし。
夕刻のニュースで「新名神一部開通」のニュースがやっていた。これで新名神は3つにぶった切られ営業。早く全線開通しないかな、と思っているんだが、今年度中に神戸では名神と繋がるらしい。大津JCTまでの全線開通は6年後とか。それでも「名神」と謡っているからには、名古屋まで通すんでしょう。今でも東名阪回りで名古屋とは繋がっているが、東名阪は毎日渋滞しているようだ。酷い日は甲賀土山(新名神のインターの一つ)から鈴鹿(東名阪のインターの一つ)まで渋滞しているから、新名神全線開通を1日でも早くと願いたい。