2017年12月21日木曜日

数学科卒の人と出会う

昨日「代数学II」と「暗号理論」を無難にこなしてくる。もっと書きたいことがあるので、詳細はがっつり略。

「暗号理論」終了後、会議が無いのでまっすぐ帰宅。相棒を1話見て呑みに。昨日は佐々木蔵之助の実家の「佐々木酒造」の、ラベル無し原酒(火入れ無し!)呑みにいつもの「ふなごや」へ。うん、流石に美味い。ただ、もう4合しかなかった(1升瓶のね)ので、数人で呑んだらあっという間だった。

で今日メインに書きたいのは酒の話ではない。「ふなごや」の常連さんで数学科卒の人がいる、ということを書きたい。京都市内の大学(どこかはあえて書かないが)の数学科卒の人が客でいた。で色々話してきた。昨今世間を賑わせている「abc予想」の話とか、会話が出来るだけで楽しい。夜寝る前には数学の本を眺めていると。アルティンの「ガロア理論」とか、足立恒雄先生の「フェルマーの大定理」とか、文庫本で出ているから、手に入れやすくて、購入して読んでいるとか。で専門は何だか聞いたら、「数学基礎論」らしい。で「命題を数に結びつける、ゲーデル数っていうんですか?」と聞いたら、楽しそうな顔をして返してくれた。で足立先生の非ユークリッド幾何の話が数セミで絶賛連載中とか、その後本になる話とか聞いたら、「面白そうですね」との回答。しかも「どんなモデルでも証明可能なら証明可能か」とエサまきをしたら、さすが基礎論屋。「買います」とのこと。うーん、今日は楽しかったな。今の学生が、数学と全く関係ない職業についたら、今日の彼と同じようにしてくれるのだろうか?ちょっと疑問。まあ楽しくてよかったですわ。

で気付いたら朝の6時10分。さすがにこんな時間まで呑んでいたわけではない。酔い覚ましにニュース番組を見たりとか、適当に過ごしていた。富山には行かないんで、皆さんと会えるのは学会でしょうかね。では寝ます。