2013年12月31日火曜日

The beast vs. Crane

夕刻から11時過ぎまで、腕相撲日本一決定戦みたいな番組(タイトルを調べるのが面倒くさいので、適当に書きます)を見ていた。意外な選手が意外に強かったり弱かったりして面白かった。すごく力入った。もう興奮しっぱなし。清原(元Buffaloes)には是非頑張って欲しいと思って応援していたが、期待通りの活躍。他にも宮崎大輔(ハンドボール)なども大活躍。が決勝戦は “The Beast” ボブ・サップと元大関“把瑠都クレーン”の把瑠都。熱戦が期待されが、一瞬でボブ・サップの勝利。強い。あれでもう少し殴られ強かったら、不動のK1チャンピオンだったんじゃなかろうか。残念である。

来年も放送して欲しいね。またテレビの前で5時間くらい張り付いて見てやる。

その後チャンネルを回して、毎年恒例の「戦力外通告」を途中から見る。細山田(元Baysatars)が育成ながらHawksに雇われたらしい。良かった。来年は細山田を応援しよう。Baystars?もちろん応援しますよ。久保に期待を寄せているが、期待通りの働きはしてくれるでしょうか?

2013年12月30日月曜日

帰省中

28日から実家に帰省中。何もせずだらだらと過ごしている。今「トリック」を見ているところ。眠いし、苦労してケーブルテレビで全話録画したから、眠い思いをしてみる事はないんだが、どうも結末が気になってつい見てしまっている。仲間由紀恵が若い、というか幼い。何でも12~13年前のドラマだそうだから。1月11日から映画やるそうだから、見に行こうかな?

2013年12月27日金曜日

研究集会無事終了

今朝は案の定10時過ぎまで寝た。ホテルの人に電話で「チェックアウトの時間過ぎてますが」と起こされ、急いで支度を整えて宿を出て研究集会の会場へ。一つ目の話は聞けなかったが、その後は無事に、というのは嘘。前日までの寝不足が答えたか、半分くらい寝ていた。まあいいや、Tateのアルゴリズムが思いの他簡単な原理に基づいていることがわかっただけでも。

さて終了したし、駅前までプラプラと皆で歩いて帰ろうか、と思ったら、梅さん息子が母親と共に登場。しばし皆にいじられまくる。子供というのはかわいいものです。

梅さん息子は母親と共にホテルへ戻っていった。その後駅前で皆で軽く食事。東京方面の方は皆時間が決まっていたので、いそいそと退場。梅さんと少し呑み続けていたら、立教のA先生が現れた。しばし会話をしながら食事。立教は一年生にギリシャ文字の書き方練習をさせているらしい。うーん、大変。他は梅さんとA先生の子育て談義。子供はかわいいが、育てるのは大変だなー、と実感させられた。こうなると結婚はやっぱりまだ先だな、という感想を抱いたところでお開き。楽しい出張でした。

さて金沢駅に着いてみると、サンダーバードが湖西線の強風の影響のため、米原経由で走っていて、到着は30~40分遅れる、とのアナウンス。しかも米原に臨時停車するとか。がーん、と思ったんだが、敦賀あたりから爆睡。遅れたのが全然気にならなかった。で駅前のコンビニエンスストアで明日の朝食などを調達して帰宅。やれやれ、疲れたは、と思ったら何やら電話が。「財布落としませんでしたか?」とのこと。オートロックの鍵を出すときに落とした可能性は確かに高い。ということで部屋番号を告げて持ってきてもらう。親切な人に拾われて良かった。しかし財布を落としたのも気づかないほど疲れていたか。今日は早寝だな。

無事終了

北陸数論研究集会1日目終了。まあ時間を見ればお分かりのとおり、日が変わるまで呑んでたんだが。

昨晩は早く寝た。が、用足しがしたくなり1時間で目覚める。用足しをしたあとまた寝たが、1時間で目覚める。「呑まない」と宣言したが、呑まないと眠れそうにないので、1本。その時点で人格が変わる。「もう寝なくてもいいや」というわけで次から次へと杯を重ねる。結局350cc缶を6缶。3缶目くらいで寝るのを諦めて、テレビを見たり講演準備をしたりで、9時に会場に間に合うよう出発。小生の大講演は2番目。で登板してみたら突っ込みの山。「何を言ってるのかわからん」とか、「それは明らかに不等号の向きは逆でしょ」など。いやー恥かいたは。ただ昨日まで怖くてしょうがなくて、頭が痛かったりなんだりしたのに、喋り終わった瞬間にピタッと治まった。「なるほど、これがプレッシャーという奴か」と、生まれてはじめての体験。早稲田の助手の面接の時は、「まあ通るわけないし」と思って受けたし、今の職場の時の面接は「9割以上決まっているので、安心してきてください」と言われた(ように記憶している)ので、全然プレッシャーは無かった。講義の時も、「どうせ学生は何も知らないんだし、多少間違えることもあるさ」という感じでノープレッシャーなど、本当にプレッシャーを感じる場面て今までほとんど無かった。ということでプレッシャーから開放されたので、今晩は本当に久々に良く眠れそうだ。が、ホテルのチェックアウトが10時だから、そんなにゆっくりは寝られないが。まあ今日の講演は全て居眠りせずに聞けた。頑張ったね。

さて、今回の研究集会には、小野孝先生のご子息 Ken Ono 氏がいらしていた。さすがにプレゼン慣れしている。大迫力だ。面白かったかって?そんなもん聞くな。面白いに決まっておろうが。氏からは小生の話に対して質問というか新しい問題提起までしていただいた。今日まで緊張した甲斐があったというもの。ただ、もうちょっと英語を長い時間我慢して聞けるようにならないといけないな、と痛感。数学力のみならず英語力も磨くのが今後の課題。「スピードラーニング」買うか?

終了後は懇親会と、日が変わるくらいまでの2次会。幸いにも学生がいなかったので、お互いの数学のみならず、お互いの大学の生臭い情報交換など。うん、すごい有意義。「カラオケ行こ」という誘いを断ってまで呑みに行った甲斐があるというもの。さて寝るか。はいいけど何時に起きるでしょうか?まあチェックアウトが10時、しつこいねお前も。

2013年12月25日水曜日

金沢ナウ

北陸数論研究集会のため、先ほどサンダーバードで金沢着。今ホテルで最終見直しをしているところ。もっと真剣に、遅くまでやるべきかと思うが、寝坊厳禁と頭痛のため、もう寝ようかと思っているところ。「まあここまで準備したし、もういいか、という思いが強い。それにしても何故こんなに緊張しているんだろうか。研究発表するのにこんなに緊張するのは初めてだ。いつもは「まあいいや、こんな感じで。後は知らん」となるのに、今日はおかしい。また夜中に目が覚めるんじゃなかろうか。とにかく寝よう。目覚ましのセットは忘れずに。酒?呑まんよ。呑むと余計寝られなくなるしね。

何度も寝

結局昨晩は20時に寝てしまった。が、23時に早くも目覚める。うーむ困った。などとFace Bookを覗いたり書き込んだりしているうちにまた眠くなる。で今度は4時30半に目が覚めた。もうトータルの睡眠時間は十分なのだが、まだ眠いので、もう一度寝る。9時の目覚まし時計で起こされ、「もう一度寝ると銀行に行けなくなるぞ!」と叱咤激励して銀行へ。無事払い込みは終わり、ゆっくり職場へ。さて暗号理論は何すべ、と思ったんだが、もうやることが無くなりつつある。うむ、これは困った。まあ今年は初めてだし、多少(かなり?)下手に講義を進めたのは許してもらおう。来年度はもうちょっとちゃんとやろうと反省して、出陣準備中。

線形代数はいい。やることが決まっているから。ただ、先日訳あって数件模擬講義を見たんだが、小生の講義はなっちゃないね。それに何と言っても速過ぎる。年々速くなっている。体論なんかあと2回残っているのに、もうやることが終わってしまった。あと2回、さあどうすべ?

明日の金沢の準備でも空いている時間にやるつもりだったが、内容の入ったUSBメモリーを住処に忘れてきた。がーん。まあいいや、一番理論的に不安な部分を補って済ますことにしよう。

2013年12月24日火曜日

何となくついてない一日

銀行へ振り込みに行った。が、額が少々高いため、通帳と印鑑が無いと振り込めないという。15分待たされて挙句これか、と言った感じ。で昼飯を食べる時間が無くなってしまったので、仕方なく空腹のまま講義。脳みそにパワーが足りないせいか、わからなくなって立ち止まったり訂正することしばし。で講義中に思い出したのだが、今日中に保健センターに行って診断を受けておかなくてはいけないんだった。講義終了後急いで行ったら、「診療は終了しました。」の看板。がーん。受付で聞いたら診療は16時まで。講義終了が16時10分なんだから、せめてあと20分やってくれよなー、と思いつつ、泣き泣き帰ってくる。まあ明日違う先生の診療があるので、伊東先生には来年会うのを楽しみにして年を越すとしよう。

さて金沢の準備だが、何かいい線行ってきた感じがする。今日は頭が痛かったり腹も痛かったりするし、明日は午前の講義の前に銀行に行っておきたい(50分間の昼休みでは慌しいし、午後の講義終了の14時半過ぎに15時に閉まってしまう銀行に行くのもこれまた慌しい)ので、いくらなんでも早過ぎる気がするがもう寝てしまおうか?

2013年12月22日日曜日

王将行った

木曜の晩から金曜の朝まで呑みすぎた為、金曜から土曜にかけてひたすら寝ていた。で土曜日の朝は少し気分が良くなったっため、山科駅前に野暮用に出るついでに、社長追悼のため「王将」で飯。いつもは焼き飯+餃子なのだが、ランチ「焼き飯+坦々面」+餃子にする。「坦々面」は思いの他辛くなく、おいしくなかった。が、焼き飯と餃子は変わらずいつもの味。うん、満足じゃ。

帰宅後は金沢の話のため、準備に全神経をそそぐ、というのは真っ赤な嘘で、「さんまのまんま」や「温泉若おかみの殺人推理」(琵琶湖、雄琴編)を見たりしながら眠くなって、寝て無駄な時間を過ごす。起きた後はさすがに金沢でpresentationの準備をしなきゃいけないので、今まで色々やっていた。が、どうもやっぱりうまくいきそうにない。前の日は昼に「近江町食堂」に行くと宴会が始まっているのが毎年恒例らしいが、今年も合流できそうにないので、「すんまそん」という感じで準備を続ける。とりあえず一区切りついた(というのは嘘で、前の晩まで準備を続けると思うが)ので、呑みに出るか、と思ったら財布に1000円札一枚しか無いので、今日はやめ。もうちょっと準備を続ける。

しかし住処に酒を常備する、というのはやっぱりいかんね。色々(講義、講演)の準備をしながら酒を呑んでしまう。もう怖いこと(what?)はたくさんなので、来年からは酒を蓄積するのはやめよう、と思うが、どうでしょうかね。

2013年12月20日金曜日

土門です

夜中に書いたようだが、だいぶ酔っていて記憶がない。何度か気持ち悪くて目が覚めた。でさっき本格的に起きた。「京都府警の土門です、科捜研の榊です」がいつ来るかまだ来ないかを、目が覚めるたびに楽しみにしていたんだが、まだ来ない。昨日の早朝の山科の大事件は、まだ犯人の足取りがつかめていないらしい。「もう京都府の外に出てるやろ」というYuusuke(誰?)の読みが正しいのかな。「科捜研の女」ならもう「ゲソ痕」や「毛髪」、「やっきょう」(変換してくれない)などで犯人の足取りが掴めている時間だから、土門さんが訪れてきてもいいんじゃないかな、という感じだが、現実はさにあらずやな。特命係が京都にあったら、右京さんが来る頃だが。いや右京さんが来たら大変だ。それは容疑者かそれに近い人物になった、ということだから。小生間違っても拳銃など持ってへんよ。

この前「相棒」の感動の第1話を見た。そう亀山薫が特命係に「左遷」される回。右京さんはまだ警部補で、タバコを吸っていた。特命係の部屋も今より広い。しかも出勤したときに裏返す看板が右にあった。うーん、13年間でずいぶん変わったんだな。鑑識の米沢さんはいたが、全然協力的じゃないし、「おい、特命係の亀山!」で御なじみの伊丹刑事もキャラが薄い。存在感は十分だったが。LPモードで撮ってあって、Blu-rayに残すのはディスクがもったいない気がしたが、今後二度と見られないかもしれないので撮っておいた。

王将

木曜日は保型形式の勉強を学生にさせるだけの日。今日はΘ(テータ)関数の話だけで終了。解析的な話は知らないだけで、聞いてみると案外単純な変数変換だけで済むんだなー、と認識した。保型形式、解析数論恐るるに足らず、という感じを感じたが、研究は結構微細なところを触らないとできないんだなー、とも感じた。的外れな感想をいだいているぞお前!、と思った人はどんどんクレームをください。

その後「スーパー銭湯極楽湯」によってすっきりした後、5ヶ月ぶりの散髪。全身が軽くなった気分。(が、健康診断後軽く2キロ肥えていることを知って呆然。)

「極楽湯」と散髪の間に、26日登板予定の肩慣らし。が、全然肩慣らしにならず、ただ呆然として呑みに出る。帰ってきてからも肩慣らしをしたんだが、これはどうも無理くさい、どっかで妥協しないといけない、と思い知らされ一思案。コンピューターに任せればいいや、という所をがっつり削って、あまり知らない人のいるところを喋ろう、となったんだが、小生もよく知らない。さあ勝負まで1週間、どうにかなるんでしょうか?

などと吞気なこと書いている場合ではない。小生在京都市山科区。今日(昨日ね)は山科区で大事件が勃発した。餃子食べてますか?

2013年12月18日水曜日

口が曲がる

今朝も6時半に目が覚めてしまったが、昨日寝不足の上面倒なことをしてきたためか、用足しをしたらすぐまた眠れた。で9時半の目覚ましで目を覚ます。昨日の晩酒を呑まなかっただけあって、眠りは深かったようだし、目覚めは爽快。酒を呑むと良く眠れるような気がするが実はそれは気のせいで、質の悪い眠りしか出来ないという。確かにその通りだな。さて今晩は呑むでしょうか?

今日は「離散対数問題」とか「QR分解」とか、午前も午後も良く知らないことを喋ってきた。口が曲がりそうに成って講義を終えてからは、「志村のアーベル多様体」とか「Elliptic logarithmの方法」など、28日に口を曲げそうになることの準備。知ったかぶりと自転車操業の日々である。1月21日まではそうし続けるしかないので、耐えるしかないのだ。とりあえず帰りのコンビニエンスストアで賞品が当たったので今日は良かったことにする。さて寝るか、金沢へ向けて勉強に励むか、それとも呑みながら「相棒」か、思案中。部屋が散らかりすぎているので、明日のごみ出しに向けて掃除、という選択肢もあるな。さてどうすべ。まあ一旦パソコンの電源は落とそう。

2013年12月17日火曜日

面倒なことに首を突っ込んでみる

何だか最近恐ろしくなってきて(何が?)よく眠れない。今日も6時30分頃目が覚めてしまった。もう一寝入りしようとか、撮りだめたままになっている「相棒」を見て9時30分頃までつぶそうか、と思ったんだが、終わってなきゃいけないことややらなきゃいけないことが色々あるので、結局8時30分頃住処を出る。草津田上インターで「料金は350円です」とETCが読み上げたときは、「お、そうか、朝の通勤時間帯割引か、珍しい」とちょっと驚く。で色々やって、10時40分から大学院の講義。昼食後部屋で色々やって、ガロア理論の講義、教授会と無事終了。まだ18時前。いつもはそのまま駐車場に向かい住処へ直帰するんだが、珍しくWWに戻ってみた。

さてそうすると、ちょっと面倒そうなことが起こることになっていた。ちょっと怖いもの見たさで首を突っ込んでみる。でやっぱり面倒なことだった。が、たまには人の役に立たなくてはいけない(いつもは足ばかりひっぱっている)。色々質問したり意見を述べたりして帰ってきた。京都東インターを降りたときにETCが「料金は400円です」と読み上げるのを聞いて、「そうか、もう通勤時間帯割引の時間は終わっていたか」と驚く。今日は12時間くらい職場にいたんだな。珍しい。明日はどうなるでしょうか。

小生車線変更は苦手である。だから出来るだけ追い越し車線には出ない。草津JCTの所では4車線あるのだが、京都東のところでは2車線に成っている。だから早いところ左から3番目のレーン(瀬田東JCTの直後に走行車線に成るレーン)に入ってしまう。で後は前が多少遅かろうがなんだろうが、ゆっくり走ってくる。だが世の中には追い越し車線を走りたがる人がいるもんで、帰りに京都東が近づいてきたら、小生の右を追い抜いていった高速バスと軽トラックが、2台まとめて小生の前に入ってきた。前の車とは車間距離を取っておいたから良かったものの、小生がもっと車間距離を縮めていたらあの2台はどうするつもりだったんだろう?特に高速バス。京都駅行きだぞ。京都東で降りられなかったら大変なことになっていただろうに。まあさっきも書いたとおり、小生の前にはずいぶん余裕があったから小生は巻き込まれる心配はなかったが、あの2台はあわや接触、という感じだった。おもわず「うゎ!」と叫んでしまった。桑原桑原。安全運転に限るね。

さて今日は17日。酒の量販店「リカーマウンテン」のポイント3倍デー。寄って帰るかどうするか迷ったが、結局寄らず。寄ってしまうと帰ってきて酔ってしまうからね。(駄洒落よ、駄洒落。)酔うともっと恐ろしくなって眠れなくなって明日寝坊、ということに成ってしまってまた恐ろしくなるから、大人しく呑まずに寝ることにする。

2013年12月14日土曜日

代数的整数論とその周辺

表記の研究集会には毎年のように出ているが、年々出席時間が減っている。しかも話がどんどんわからなくなる。困ったもんだ。昔はもっと心に優しい研究集会だったんだがな。

帰り際に、数理研の偉い先生から話しかけられた。「最近ブログ更新してませんね。」と。うむ、あんな偉い先生にも読まれていたか。検索キーワードを教えておいたので、また読まれているかもしれないな。今後ともよろしく。

終了後はK先生と奥様、Umeさんと一緒に先斗町へ。いい店だ。うん。しかも先生におごっていただいた。ありがとうございます。K先生と奥様とは先斗町でおわかれ。Umeさんはその日のうちに名古屋に帰るとかで、山科でお別れ。楽しゅうございました。

まだ少々呑み足りない気がしたので、2,3軒梯子。途中から覚えてないし、未だに少々気持ち悪い。もうそろそろ激呑みはやめた方がいい年かもしれないな。などと思いつつまた呑むんだろうけど。今晩?いやだから気持ち悪いと言っておろうが。こんな状態で呑むほど馬鹿ではないつもりだ。

2013年12月11日水曜日

Fermat数の素因数分解の話

先ほど書いた2512+1というのはいわゆる「Fermat数」という奴(512=28に注意)で、結構なところまで素数でないことが1987年時点でわかっていたようだ。が、2512+1の最小素因数は2424833、その次の因子7455602825647884208337395736200454918783366342657がで、残りの因子(素数らしい)は99桁だそうだ(値が知りたい人は、2512+1をこれらの値で割ってみるがよい)。いくらこれ最新のパソコンでも(短時間で)素因数分解できないわけだ。ただ、最近では100桁くらいの自然数が素数かどうかはパソコンでも1分あれば判定できるらしい。だったら62桁の素数くらいお前が判定しろや、といわれるかもしれないが、今目の前にあるパソコンはなぜか日本標準(?)キーボードでないらしく、べき乗の記号を入れるのがすごく大変なんだよ。まあもうこんな時間だし、くわしくは後日。それ以上のフェルマー数に関してはhttp://www.prothsearch.net/fermat.html#Prime をご参照のこと。

小生パソコンは苦手である。嘘付け、という人もいるだろうが、本当にそうである。小生は Basic 少年であり、MZ80 アセンブラ少年であった。当時(1980年代)は、計算量を見積もるより、どうやったら1バイト少ないプログラムを組めるか、ということに重きが置かれていた。だから、小生は見やすいプログラム、速いプログラム、計算量の少ないプログラムより、小さいプログラムを書くことに重きを置いていた。だから計算量の理論とか全くわからないし、Mapleのようなblack boxの底にあるようなプログラムは全くわからない。理解しようとも思わない。それゆえ、小生よりはるかに優秀な年配者が暗号、符号などの計算機科学に走るという気持ちがわからない。小生も20代のころはいっぱしのプログラマー気取りで、色々研究のためにプログラムを書いたりしていたが、もうあかん。「数学は若いもののやるものだよ」とか言って計算機科学に逃げる人の気が知れん。その点うちの同僚は計算機→可換代数→代数幾何とどんどん理論に移りつつあるのは尊敬に値する。さて小生はどうやって定年までの20年を過ごそうか?模索中。

2013年12月10日火曜日

仕事の合間に素因数分解

試験問題作り、「暗号理論」のレポート作成など、今週中に上げたい/上げなければいけない仕事がちょっとたまっていたので、住処で真面目に作業。で空いているパソコンに2256+1の素因数分解をやらせてみると、Mapleは遅い、KASHは速かった、PARI/GPはインストールしてない。というわけで次は2512+1を素因数分解させてるんだが、Mapleは結果を返してくれず(というか途中で強制終了した)、KASHはただいま計算中。で和田秀男「コンピューターと素因子分解」遊星社、を見ていたら、1987年現在では2512+1を割る素数は見つかってはいるが、完全に分解はされていなかったそうだ。うむ、そりゃいくら性能がいいたって、パソコンじゃ無理かな。この本の改訂版がどっかにあるはずだが、ただ今行方不明。2512+1くらい今なら完全に分解されてるだろう。

さて「暗号理論」だが、一問RSA暗号を解読させる問題を出した。復号化しても多分全く意味不明な文章(?)が返ってくるだけだろうが、いいのだ。小生の願いを込めた文だから。

2013年12月7日土曜日

台風の分の補講

台風の影響で10月に二コマ流れた分の補講をやるため出勤。「学生あんまり来ないだろうし、今日も休講でええんちゃう?」という気がしたが、仕方がない。押っ取り刀で講義室へ飛んでいくと、案の定学生は少ない。「ならあんまり進まんとこ」ということで適当に話をして適当な時間で切り上げる。午後の線型代数も出席者が少なかったので、対角化できたりできなかったりの例の計算とか最小多項式の計算など。ただ最小多項式の計算に思いのほか戸惑った。小生大きな勘違いをしていることが計算した結果判明した。やれやれ、また恥をかいた。勉強不足やね。

カバンが壊れたので、帰途修理に出しにいき、その後帰宅して勉強しようと思ったんだが、何やら胃が痛い。数学の本を見て震えが来て、それで胃が痛くなったので、「すわストレスによる胃痛か?」と思ったがそんなことは多分ない。水曜日の晩にそこそこ飲んで、木曜日にYusukeの店で美味しい日本酒をしこたま飲んだことが原因であることは明白。ということで今日はお疲れちゃんということで呑みに出るつもりだったが、やめておこう。せいぜい住処でビールを少々飲むくらいにしておくことにする。

2013年12月5日木曜日

ようやく本格的に準備にかかったのは既述の通り。で書いてるうちに「角プレミアム」とかいうよくわからないウィスキーを呑み始めてしまった。うん、おいしくない。でも酔うには酔ってくるので、原稿の直しはちゃくちゃくと遂行中。「こんな細かいとこまで話してもつまんねーや」と「つまらないところをつまらないままで話してもよけいつまんねーや」という所で揺れ動いている。うーむ、12月は長いね。登板は28日、だけど講義で登板するのは7日。どっちを優先しようかね。まあ7日は14時30分で降板が確定なので、7日を優先すべきだな。

で、最近両方の話のために、楕円曲線のarithmeticを再勉強中。「3次曲線 vs. 直線」には、Bezoutの定理をいらないことを改めて認識。Silvarmann--Tate (足立、小松、木田 & 田谷訳) の「楕円曲線論入門」には、すごく初等的な知識だけで「入門」できるのに再認識。所詮は3次方程式 vs. 1次方程式でいい、というのは新発見だった。だから「交点数」の環論的定義など、楕円曲線の入門にはいらない。今度Silvermanに会ったら言っておこう。(いつ会う?さあね。)

2013年12月2日月曜日

ようやく本格準備開始

月曜日は卒研ゼミ以外の用事が無い。開始は16時30分から。ということで適当に遅く住処を出て、駐車場の前で車が出てくる(?)のを待っている時に電話。見たことない番号や、無視。として職場へ。今日から金沢でする話をようやく本格的に開始。脳内シュミレーションはずいぶん長いことやっているんだが、いざ書き始めてみると全然準備が出来ていないことに気付く。とりあえず1時間ほど考えて、さて卒研へ。その前に電話を見てみると、留守電が。ゼミの学生からで、「今日は発表者が体調不良で中止にしたいと思います」とのこと。ということは、と思って電話番号を比較してみたら、住処を出る直前に見た電話番号ではないか。がーん、ということは今日は職場に行く必要はなかった、ということだ。が、ようやく金沢で喋る話の準備を始められたので、よしとする。少しは進んだしね。後20日以上あるし、まとめられるとは思う。が、話したい量が多すぎて、時間が足りるかどうか。まあまだ時間は上述の如くたっぷりあるし、少しずつ練るとしよう。

嫌なことに気づいた。今週の土曜日は台風で中止になった水曜日の講義をやることになっている。うーむ、予定が狂った。土曜日にするはずだった予定は金曜日に済ませておくか。

2013年12月1日日曜日

激呑み

週に一度は激呑みしないと。ということで、金曜の晩から土曜の朝にかけて呑んできた。空いていると思った店が激混みだったり、あらしの人生相談ありと、有意義な時間を過ごした。いえで鬱鬱と呑むのもいいが、やっぱり楽しくないとね。明日は遅くからでいいのて、今晩は開口で軽くやるとしようかな。