朝5時頃目が覚める。昨日買っておいた飯を食べたりして時間を潰しているうちに2度寝。が、幸い寺井さんとの約束に間に合うように大分大学へ着。昼飯をはさんで、夕刻まで研究打ち合わせ。「これはパラメータ無しの楕円曲線の整数点問題になりそうだねー」といい感じで進んでいたんだが、「いやこれは重根持っちゃいますよ」、うまくいくと「やっぱり重根持つねー」と繰り返すことしばし。結局行き詰ったまま終了。まあ寺井さんに分析していただいた結果、小生の論文には相当無駄があったということ、そして決して自明な問題ではないということ。あのまますらすらと解かれていたらどうしよう、と思ったんだが、まあよかった。いや解かれた方がよかったかな、と複雑な気分。もっと技を増やして手が出るようにしないといけないな。まあ出張してきた甲斐があった。
終了後は寺井さんと大分駅前で晩飯。下世話な話から野球の話から、もちろん数学の話もと様々。11時30分頃まで。寺井さん、終電は大丈夫でしたか。
大分大学は中々の田舎。立命館に面接に行って最初に感じたのは、電車は1時間に4本、回りは畑だらけで、「うわー、こんなとこ住めねー。」だったのだが、大分大学はもっとすごい。時間帯に寄っては電車は1時間に一本、しかも1両編成のワンマン運転。「大分大学前」駅から大学の道すがらは何も無く、帰りは駅で20分待ち。3両編成のワンマン運転車が来た。まあそこそこの乗車率なれど、琵琶湖線には適わない。琵琶湖線は12両編成の電車が結構一杯になることがあるからね。今となっては駅と大学の間には食べどころ呑みどころが沢山。南草津は都会だ。これからも贅沢言わずに、せっせと大学へ通おう。(もう明日は講義だし。)