起きたら昨日の晩より具合が悪くなっている。熱もある。立ち続けているのも寝続けているのも辛い、という何とも困った状況。とにかく講義はやれそうにないので、9時少し前に事務に電話。「今日の10時40分からの留学生数学は休講にしてください」と。すると案の定「1週目の休講は無しなんですが」と言われた。それでも「とにかく体調が許さないので、特別認めてください」ということで解決。学科長に「会議を欠席します」メールも出しておく。
さて食欲は幸いあるので、食事をして薬飲んで安静にしている。途中手近にある本のコラムやら、読みかけの「数学でつまずくのはなぜか」の続きを読んだり。「数学でつまずくのはなぜか」は、2章まではふむふむ、と思って読んでいたんだが、3章から急に難しくなった。別に微分でつまずく理由を説明する理由は無いと思うんだが。もっと前から困っている人は困っているわけだし、「関数でつまずくのはなぜか」を解説してほしかったですね。さらに最後の章にいたっては、ペアノの公理やデデキント無限なども出てくる。「数とはこんなに大変な歴史をたどって定式化されたんだから、わからないのは頭が悪いというわけではない」ということを言いたかったようだが、ちょっとやりすぎの感は否めない。著者もやっぱり数学科の出身の人、ということだな。
こんなことを書きながら体温を測ったんだが、朝より高くなっている。事務の人に「明日からはどうなんですか?」と聞かれたが、どうなるも何もそんなもん起きるまで分かるか!と答えたかったところだが、「私、木、金は講義が無いので、月曜日以降は問題なく出来ると思います。」と答えておいた。月曜の講義の準備をまだしていないから、明日以降やろう。調子が悪ければ明後日から。