コロナ禍で学校が始められない日々が続いている。ここで盛り上がってきたのが、「どうせなら9月から新学年にしてしまっては?」という論調。うーん、簡単に言ってくれるね。国の会計年度が4月開始なことはそれを妨げる大きな要因なのは事実だが、こちらにはこちらの事情がある。まずカリキュラムの組み直し。そして学則をそれにあわせて改定する手続き。それだけで十分鬱陶しい。成績表の打ち出しも何もかも変えないといけない。そもそも入試はどうすんだ?7月か8月に移すということだろうが、犠牲を背負わされる学年がいる。受験生はどう心構えしたらいいんだい?新テストの件で受験生はだいぶ混乱している。「世界標準に合わせる」という大義名分を振りかざすのは結構だが、現場の苦労を何にも考えていない。これだから政治家は困る。いつかは変える、というならそれはそれで結構だが、今年度から早速実行、などということを言い出したら、少し大声を出したい。絶対反対!と。もう一度言うが、現場の苦労を考えてみろ。大混乱は必至だぞ。とにかく、今年は学力差があってもしかたないから、9月からは2学期、大学は10月から秋学期。これは死守してもらわないと。現場が対応できないんでね。
ゼミをオンラインで始めるか調整中だが、1人の学生から全く返事がない。痺れを切らして電話してみたんだが、出てくれない。うーむ、再来週から始めたいんだがなー。最悪1人除いて始めるしかない。もう少し待ってみるか。明日も電話を掛けてみよう。