今日は4時間睡眠で目が覚めた。で面倒なので、そのまま起きていることにした。寒いぞー、寒いぞーと天気予報で言っていたが、実家のマンションはそんなに寒くない。が、表を見ると凄い雪。「ひるおび」を見ていたら、横浜の気温は1度くらいとか。で4時ちょっと前に実家を出たんだが、表は確かに寒くて、新横浜駅のホームはもっと寒かった。10分待ちくらいで新幹線に乗れてよかった。
で車中では読書。藤田博司『「集合と位相をなぜ学ぶのか-数学の基礎として根づくまでの歴史』(技術評論社)を読了。集合のことは結構ちゃんと書いてあるんだが、位相の話はほとんど出てこない。まあタイトルに歴史とある通り、確かに歴史の本だった。位相空間のような抽象的なものが出てくるのは、歴史の必然だなと感じた。どうも学生に講義する時は抽象的な話しかしないので、学生は面白くないんだろう。もっと歴史を、と思ったが、まあ我々に要求されても答える術が無いので、許してもらおう。その代わりこの本のようなものを読んで、学生から質問があった時などに答えられるようにしておくのが大事。まあ学生の方も、講義に出て板書を写すだけでなく、こういった本を自発的に読むのが大事。小生も学生の頃は、こういう啓蒙書的なものをよく読んで、先輩から色々聞いていたので、先の方をぼやーっとでも知っていた。本当に講義に来て、証明を写して、わけが分からなく成るくらいなら、サボって図書館で本を読んでいたほうがいい。「板書を写すのも数学の訓練のため」という意見はあるだろうが、訓練は卒研でしてくれるわけだから3年生までは適当でいいじゃないか、と思うが。
京都駅で新幹線を降りたら、あまり寒くなかった。雪が降った様子も無い。今日は京都の方が温かかったんだな。住処に着いてから、「相棒」の映画の録画予約をする。ついでにレギュラーでやっている「相棒」を一話見た。今頭が痛いので、もう寝ることにする。じゃ!