2019年3月14日木曜日

ヒマラヤはギューギュー

集会2日目。今日は小松啓一先生の退官の記念にということで、小松先生の専門の岩澤理論の講演を中心にプログラムが組まれていた。どれも凄い話だったが、千葉工大の I 氏と早稲田の O 氏の話が面白かった。あれだけ古典をきっちり勉強していて、大道具を使わずに精密な結果を出せるあたりがさすが、という感じ。まあ小生が両者を偉そうに評論できる立場ではないので、これくらいにしておく。

で1人凄い大理論についての講演をしていたんだが、黒板に書いた上から黄色で書き加えたり、余白を見付けては何かを書き足すのは、写すほうとしてはたまらん。まあ小生は写していなかったのだが、目の前に座っている人が一生懸命写していた。ちゃんとノートは取れたんだろうか?今時の学生は写すのに精一杯で、とても口で言ったことをメモする余裕は無いようだから、あのような板書は絶対にしない、と心に固く誓った。写して後で復習しやすいノートを作れるよう、極力何でも書く、書き足しはしない、という板書をしよう。

2日目の終了後は恒例の「ヒマラヤ」での懇親会。35人で一杯の店に45人詰め込んだもんだから、中々きつかった。いつもの通り食い過ぎた。ちょっと苦しい。もう少し落ち着いたら寝よう。昨日足立先生と食事をしている時に「懇親会はヒマラヤでやります」と言ったら嫌そうな顔をしていた。それで足立先生は今日来ないのかと思ったら、「よみがえる非ユークリッド幾何」の校正に忙しいから、というメイルが朝の9時34分に届いていた。今日宿を出たのが9時25分で、早稲田にはパソコンを持って行かなかったからだから、先生のメイルは見なかった。ということで、足立先生はヒマラヤが嫌で来ない、という間違った情報を広めてしまった。火消しをしておくこととしよう。

帰りの混んだ電車の中で、立っている人がわざわざ携帯電話を取り出して花札を始めていた。そんなにまでしてゲームしたいだろうか?ゲームをやっているスペースを使って半歩詰めれば、周辺の人と押し合いへしあいをしないで済むと思うのだが。まあ通話を始めないだけましか、と思っておいて、いらいらしないことにした。どうせこっちはすぐ降りるんだし。