2018年12月22日土曜日

「八王子セミナー」終了で、Catalan 予想の解決を見た

「八王子セミナー延長戦」2日目(=最終日)。Catalan 予想の解決を見た。素晴らしい。まあ modulo している定理は沢山あるんだが、まあいいでしょう。自分の発表はというと、結構グダグダだった。いつもの講義だとこっちがグダグダなら、学生はチンプンカンプンになってしまうが、今回は聴衆が集中しているので、大丈夫だった。多少の書き間違いとかもどんどん突っ込んでくれてよかった。残りの講義はそうはいかないぞ、と肝に銘じておく。

modulo した定理のうちの一つは、主張を見ると自明な定理の気がするんだが、証明はとても難しくて、舌を巻いた。付いていくのを諦めた。頭のいい人が、ノート取らせるのを放棄したような書きっぷりなので、とても無理。あれを講義でやってはいけない、と認識を新たにさせられた。よし、残りの講義も書くぞ。何でも書いて、あとで復習できるノートを提供しよう、と肝に銘じておく。

終了後は懇親会。8月末からのうっぷんがたまっている人が多いので、相当盛り上がった。途中まではガラガラに空いていた呑み屋が、9時近くになったら目茶目茶混んできて、全然注文が通らなくなった。ジェラート一つに何分掛ってんねん。まあいいんだけど。解散後はホテルに戻ることにして、「小川町はこっちです」と教わったんだが、方向音痴の面目躍如。多分途中で一筋変わってると思われる。コンビニで道を聞いたら、そのまま行けばいいらしいということがわかった。で行ってみると確かにそう。筋を一本入ればそこがホテル、と思ってたら、道が三叉路に成っていて、どっちに行くかわからなくなった。またも方向音痴。幸い隣の店の名前を覚えていたんで、間違わずに済んだが。今度来るときは大丈夫だと信じたいが、どうだか。

来年度の八王子セミナーは「Waring 問題」を主題にするらしい。「来年度も是非」と言われたか、「興味があればいつでも是非」と言われたか記憶が定かではない。来年度は行かないかな。解析を多用するようなので。大学1年の微積から復習しなくてはいけなくなりそう。複素解析も自信ないな。まあそういうことなので、行かないな。