2018年11月19日月曜日

ファン・デル・ヴェルデン「現代代数学1」を購入

今日は10時40分の講義に間に合わせるべく8時30分起きの予定だったのだが…、と書くと次は「2度寝してしまった」と続くのがいつものパターンなのだが、今日は8時ころ起きて、そのまま寝ないでいた。で職場には講義の15分くらい前に到着。ちょっと時間があるので、生協で書籍を眺める。するとファン・デル・ヴェルデン(銀林浩訳)「現代代数学」(東京図書)が売っていた。その時点では購入手続きしている時間が無さそうなので、後で買うことにして講義室へ向かう。珍しくチャイムの鳴る前教室に着く。が、ちょっと腹が痛かったので、結局ロスタイム。まあいつもよりは早く始められた。で今日の「暗号理論」は、平方剰余の相互法則の証明と、擬素数の話。強擬素数判定法に平方剰余を使う、という話がしたかったのだが、時間切れ。うむ、今週中に素数の話は一通り終わりにして、来週から楕円曲線の話をしたかったのだが、やむを得ない。来週から「午前のD君」が帰ってくるはずなので、楽しく講義しよう。ちなみに「きょうぎそすう」と打つと「協議素数」と変換されるが、これは織り込み済み。ちゃんと「きょう」「ぎ」「そすう」と3回に分けて変換させた。

昼飯を食べて、謎の「生協未払い事件」の件で衣笠の生協に電話して、その片付けのため生協へ。あっさり済んで、心に引っかかっていた件を1つ解消。でファン・デル・ヴェルデンの本を購入。部屋に帰ってしげしげと眺める。まず前書きから。「非構成的な議論はいっさい排除」とあった。これは真剣に読んで、来年度以降の講義に活かさなくてはいけないな、という思いを新たにしたところ。まあまだ時間はあるので、ノンビリやろう。その後校訂者の時枝正氏の書かれた「解説」を読む。ファン・デル・ヴェルデンの本が出た頃の時代性がわかって興味深かった。早く2巻、3巻が出て欲しい。それとも1巻だけで終わりかな?

で午後は「代数学II」。ガロア理論の基本定理の証明をまずやって、ガロア対応の具体例の計算をいくつか。ちょっと時間の使い方がまずく、最後は超駆け足に成ってしまった。まあいいや。また来週丁寧にやろう。でいつものD君が質問に現れたが、今日は大したことでなかった。小生の字が汚いのが原因だった。今日は午前中から肩がなんとなくだるかったので、字が汚かったのだ。来週はちょっと気を付けよう。もっとゆっくり書けばいいのだな。

講義終了後例によって直帰。相撲を5時くらいから見始める。貴景勝は強いなー。途中で日産の会長カルロス・ゴーンが脱税だか横領だか何かの件で事情聴取を受けてる、との速報が入る。その後テレビを見続けていたが、逮捕されたという速報が改めて入る。うむ。大々的なコストカットで知られている氏が私腹を肥やしていたとは。情けない限り。

「松坂大輔伝説」的な番組を8時20分過ぎからやっていたが、面白かった。牽制球で野手のミットが破れたとか、金属バットにひびが入ったとか、眉唾物の伝説もあったが、総じて本当だった。「平成の怪物」は来年更に活躍するか興味深い。昨日書いた通り伊藤勤がヘッドコーチに成り、根尾が加入に松坂が活躍となれば、来年の中日は侮れないかもしれない。注意していよう。