変な夢を見た。何故か講義をやってるのが小生の他にもう一人いて、お互い勝手にしゃべっている。学生の方も得手勝手に質問をしてきて、完全なる学級崩壊状態。目が覚めた瞬間力が抜けた。よかった夢で。その時点で7時40分くらい。8時半に起きるつもりだったので、まあよかった。珍しく食事をして、シャワーを浴びてゆっくり。
とすると大体ロクなことが無い。「瀬田西-栗東湖南 渋滞12km」の表示。…。まあ京都東や大津から渋滞しているわけではない。瀬田西で降りよう、と決めて出発。が、だんだん渋滞情報が緩くなってきて、「草津JCT-栗東湖南 渋滞8km」の情報に。草津JCTまで行ければ問題は無い。草津田上は新名神のインター。ということで余裕が出てきた。で草津JCTでも渋滞が始まる様子が無い。「この先渋滞7km」という表示が見えたが、こちらには関係無い。割合ゆとりを持って草津田上で降りる。
が、それで終わらなかった。正門の前の通りが何故か渋滞。名神が混んでるからだろうか?一つの信号で数台しか進まない。うーん。信号3つ4つ待っただろうか。右折レーンに出られれば問題は無い。結局講義の2分くらい前に講義室着。危なかった。
月曜日は「代数学II」。今日の出席者は6名。途中で挙動不審な彼が入ってきて7名。科目等履修生の彼は今日もいなかった。まあ真面目にノートを取ってる学生が5名ほどいるので、手を抜くわけにはいかない。今日はまず3次方程式と4次方程式の解法を。どちらも見事に解けたように見えるのだが、前者は解として x=4 を持ち、後者は解として x=1 を持つというものを与える。だからこんな公式は数値解を求めるのしか役に立たんのだ。でそこで気付いた。関数電卓を持ってくればよかった。最近の関数電卓は3次や4次方程式の複素数解を全て求めてくれる。アルゴリズムがはっきりしてるからね。で謎なのが、Python が走る関数電卓は6次方程式を解いてくれる。どうやるんだろう?まあ今はいいや。でその後冪根拡大を定義して、「な、可解群と似てるじゃろ?」と言っておいて、しばらくして可解群の定義。アーベル群、3次対称群 S3、4次対称群 S4 が可解群であることを軽く証明。で必ず結果だけ述べる Feit-Thompson の定理。読めるようなものではない、と言っておく。で可解群の部分群や剰余群が再び可解群であることを証明したら時間。来週中には方程式の代数的可解性とガロア群が可解群であることの関連を話せる。
今日はM2の学生と1時から会うことになっているので、食事は弁当で。幸い揚げたての鶏のから揚げを提供してくれるトラックが空いていたので、弁当を頼む。お茶が付いて600円なのだが、お茶無しで500円でもいいぞね。まあいいんだけど。で食べ終わって学生に様子を聞く。うん、まあどうにかなるだろう。で今度いつ会うか決めようと思って考えたら、年内の月曜日はあと2回、年明け1週目は成人の日。ということはもう月曜は3回しか無いのか。あれ?何か変だ。まあいいや、後で考えよう。
その後部屋で修論関係の手続きについてちょっと勉強。修論を書く学生を出すのは久し振りで、色々様子が変わっているから迷う。まあいいや、まだちょっと余裕がある。副査を誰に頼むか考えておかないといけない。急に言われて、「いやー、それは…」と言われてしまうと困るので。これも後で考えよう。その後今日の講義ノートを直して、web に上げて。で普通は講義関係の予定はこれでおしまいなのだが、レポート試験を web に上げ忘れると大変なことにに成るので、やっておいた。こちらもまだ2週間ほど余裕はあるんだが。まあやれることはやっておかないと。その後明後日のゼミで学生がちゃんと証明できないだろうと思しき定理の証明を勉強。計算が合わなくて苦労した。2次の無理数 ω を使って a+bω (a,b∈Q) の形に書かれている数を3乗するのはいくらやっても計算が合わないのは分かっているから、最初からコンピューターに計算させた。そこまではよかったんだが、整数 b に対し b2 を計算するのを何度もミスった。高校1年生みたいな因数分解も出来なかったりと、舞台裏はとても見せられない。まあ数学屋の日常はこんなもんでしょ。
今日は8時半から「Qさま!」がやるとのことなので、7時半くらいに職場を後にする。今日のは見応えがあった。まさかあそこから逆転するとは。村井美樹凄い!しばらく番組に呼ばれていなかったが、やはり出演すると爪痕を残す。まだまだやれる。頑張れ!
昼ご飯を食べながらメールを読んでたら、「雑談ですが、・・・」というタイトルのメールが目に入ってきた。Y田O宣先生(ほぼ伏字に成っていない)が読んでくださっているとのこと。ありがたいです。「独り言」も真の独り言は虚しいだけだが、読んでくださる方々がいらっしゃることは嬉しい。まあ迂闊な内容が書けなくなるという縛りは増えてくるわけだが。筆が滑らないよう気を付けよう。まあ web に上げているという性質上、誰が読んでいるとか読んでいないとか関わらず内容には気を付けないといけないわけだが。まあ生きている証というわけで書き続けますがね。何かあったら連絡ください、皆様。
Y田先生が一か所ミスを指摘してくださった。「大教」でなく「大協」だと。直しておきます。