2020年9月30日水曜日

栗東市綣

水曜日は「数論序説」のゼミ。今日も10時半くらいに起きて、ゼミを定時から始められた。中々いいですね。で1時からゼミ。今日は「ガロア理論」とタイトルの付いた節から。まずは原始元定理。「ここは講義でやった証明とまるっきり同じなので、がっつり略」と言って欲しいところだったが、証明を始めてしまった。その後もガロア理論の基本定理など。「それも講義でやった」と済まして欲しかったが、がっつり証明してくれた。最後に2次体と円分体のことが問題で出ていた。本の後ろに詳細な解答が出ていて、それを紹介してくれた。でいつも気になっていて突っ込まずに済ませたが、「Q(√m)=Q(√(c2m)」の証明を誰もが「c を √ の外に出せば」と言って済ませてしまう。これは包含関係の一方を示しているに過ぎないはず。この論法が通じれば「Z[√2]=Z[√8] が示せてしまうが、この二つの環は同型ですらない。まあ今日のゼミは大学院進学希望者がいないので、まあいいか、と。で今日は一人しか発表できず、3時半過ぎまでやっていた。これだけ時間掛けて3回生の代数の復習しか出来なかったと思うと、どっと疲れた感じがした。やはり正多角形の作図とコホモロジーは飛ばすということにしないと、素イデアル分解の一意性やイデアル類群の有限性が証明できなくなってしまう。整数論のゼミの意味が無い。そもそもまだ整数環の定義をしてないぞ!少し焦らそう。

昨日の晩はちょっと調べ物で時間を食った。栗東市に「綣」というところがある。ここに行きたい。が、読み方が分からないので、カーナビに住所を打ち込めない。この地名は何と読む?ということで漢和辞典を調べるなど色々したが、「かん」という読み以外出てこない。パソコンで「かん」では出てこない。IMEパッドを使って「綣」を画面に出すことは成功したが、やはり読み方が分からないとカーナビには…。うーむ、というところでひらめいた。「綣 地名」でググッてみたらどうだろうか?と思ってやってみると、案の定出てきた。これで「へそ」と読ませるらしい。ふーん。で広辞苑で「へそ」を引いてみてもやはり「臍」しか出てこない。「綣」とは機織り機に装着する麻糸の糸のことで、この地が古くからの麻織物の産地だったことに由来する、だそうだ。まあいい。読み方は分かった。カーナビに案内させよう。ということでカーナビに「シ」滋賀県、「ラ行」栗東市、「ハ行」綣、として入力完了。栗東インターまで名神で行って、そこから一般道。結構狭い道を運転しなくてはいけなく、緊張した。目的地に無事到着。すぐ取って返す。え、何がしたいのかって?「綣」にステーキハウスがあって、そこのマスターが Baystars ファンらしいので、行きたくなったのだ。何故取って返したかというと、営業時間外だから。営業時間外であることは最初から承知していた。今日は場所を調べるだけが目的。明日はちょっと時間が合わないので、明後日行こう、ということにした。ということで明日はちょっと早目に寝よう。

6時から野球。1回に四球のランナーをワイルドピッチ、進塁打、犠牲フライと、ノーヒットで点を取られた。3回も四球を突破口に、山田のタイムリー、村上の3ランホームランと一気に4点取られた。うむ、この前完封した上茶谷だが、今日はいかん。が、その後投げたピッチャーは点を取られず。6回に梶谷の月間42安打目(チーム月間新記録!)のタイムリー2ベースと、神里のタイムリーで2点返す。9回には佐野のタイムリーでもう1点。3-5。よーし、このまま逆転だ!と怪気炎を上げたが、空しかった。結局村上の3ランが致命的だった。8月は月間で3つ勝ち越したそうだが、9月は3つ負け越し。どうりでいつまで経っても5割前後をうろうろし続けるわけだ。Swallows の石川が今シーズン初勝利。ルーキーの年から19年連続勝ち星をあげたとか。うーん、そんな記録に貢献しなくていいんだよ。優しいな Baystars は。

正代が大関昇進。今日使者が部屋を訪れたそうだ。来場所横綱が土俵に上がれるかどうか微妙だそうなので、3大関で場所を盛り上げてください。もう一つめでたい話題。宇良が関取復帰だそうだ。早く幕内に戻ってきてください。炎鵬、照強、石浦らと、小兵が幕内を賑やかにするのは楽しくてよい。頑張れ、宇良。