2022年9月28日水曜日

今日から卒研

昨日の朝はその後「おはよう朝日です」が終わるまで起きていた。でそのまま夕刻まで寝入る。野球を見て、その後少し寝て、深夜に起きてそのまま。ということで今日も寝不足。今日から卒研なのだが、大丈夫だろうか?

と不安を抱きつつ、職場着12時30分くらい。弁当を買って、1時から卒研。春学期は切りのいい所で終わった。今日は平方剰余、平方非剰余という言葉を定義して、ルジャンドル記号の定義。その後平方剰余の相互法則の証明など。例題の計算にえらく手間取っている。何故だと思ったら、mod p の原始根を g とした時、g の偶数乗と合同なら平方剰余、奇数乗なら平方非剰余、と書いてあるのだが、1,2,…,(p-1)/2 の2乗を取って p で割った余りを考えれば、平方剰余が全て見付かる、ということが書いていない。だから p=11 の時に原始根を求めようとするから大変。他にも (-5/p) を決定するのが例題で書いてあって、(5/p) を決定するのが問題に成っている。mod 20 で分類しようとするから大変。5≡1 (mod 4) だから (5/p)=(p/5) なので mod 5 で分類出来る。まあ分かってれば簡単なんだが、初めてやるには辛かろう。ということで助言をたっぷりする。で証明はクリアにやってくれた。書いてある通りだと分からないんだが、ちゃんとギャップを埋めてきてくれた。ということで、平方剰余を定義した回に相互法則の証明が終わってしまった。まあ別証明は来週に回すということで、今日で章が終わったわけではないが。来週から虚二次体の章に入れる。と言っても、Z[√-1] と Z[√-2] だけだが。類数が1じゃない場合はまだ先。イデアル類群をやってくれると、一通りやった感があるね。ということで来週も頑張ってください。

で寝不足だったので、あまり脳みそを使う作業はやめよう、ということで、ホームページのメンテナンスや、事務にマイナンバーを知らせる作業をするなど。道路が混んでる状況だと寝不足は危険なので、渋滞が解消するまで個研室で。野球も気にしいしい。9時くらいに職場を後にする。

で下道だと色々気を使わないといけないので危険。ということで高速道路を通って帰る。寝不足だと下品に成る。追い越し車線に出てしまった。前方にあまり車がいないので、ついスピードを出してしまう。下品だ。急いで走行車線に戻って、80km/h くらいまで速度を落とし、トラックの後ろを走る。が、京都東が近付いてきたころ、前の車が妙にスピードを落とした。60km/h を割るくらい。何だ?と思ったら、前方者はどんどん追い越し車線に出る。数台前のトラックが、カーブに恐れをなしてスピードを落としたようだ。まあもうすぐゴールだし、付き合うことにして、ゆっくり走った。出口から料金所までの方がスピードを出せた。40km/h 制限だから、本当はいけない。まあ許してください。ということで、事故無く帰ってきた。

未読メールの整理をしていたら、Amazon からのメールで見てないものが幾つかあることがわかった。でお薦め商品の幾つかを注文してしまう。村下孝蔵のCDが幾つか。氏は1999年に死んでいるので、「ベストヒット」とか「スーパーヒット」というタイトルのベスト盤ばかり。が、それを買ってしまう。届いてみると、ほとんど同じ曲が入っている。まあそれはそうだが。が、当たりがあった。「哀しい恋の歌」というタイトルの CD。ライブ演奏が数曲入っている。いいですね。で今日からその CD を聞いているんだが、知っている歌もアレンジの違うものがあり、新鮮。しばらく楽しめそうである。尾崎豊も死んでいるが、前に書いた通り聞く気が沸かない。村下孝蔵を本格的に聞き出したのは氏が死んでからなので、聞く気満々。耳に心地よいのは何故か?と思ったら、サウンドプロデューサーが水谷公生、コーラスが町支寛二と、浜田省吾と同じなのだ。どおりで。村下孝蔵が倒れた後、うわ言で「浜田君が来ている」と言っていたそうだから、交流があったのだろう。しばらくは村下孝蔵で、ちょっと飽きてきたら浜省だな。

上に書いた通り寝不足。金曜日と土曜日、両方とも午前中に起きる用事があることが分かった。ということで、今日から生活リズムを戻そう。ということでもう寝る。「タモリ倶楽部」は録画予約してある。「笑わない数学」は今日が最終回で、今日の話題はガロア理論とか。録画しておいて寝よう。

で公開しよう、というところで面白いニュース。大阪で議員のことを「先生」と呼ぶのをやめるそうだ。事務員より自分の方が偉い、という勘違いを生む土壌に成っているからとか。我々も事務の人に「先生」と呼ばれているが、自分が偉いと思っている人などいるのだろうか?小生は思ったことはない。事務の人がいなかったら、我々は赤ん坊くらいのことも出来ない。自分が偉いと思うより、むしろ事務の人を尊敬している。大人に成り切れない学生の相手をしたり、いい歳して子供みたいな教員を相手にしたり、また朝の9時前に職場に着いて仕事をしていたりと、とても我々には出来ない。まあ大学で教員のことを「先生」と呼ばない日が来るとは思わないが、勘違いしないようには気を付けましょう、先生方。ってお前が呼んでるがな。