2022年9月30日金曜日

卒研ゼミ(その2)開始

今朝は9時半に起きようか、と思ったんだが、アラームは9時45分に仕掛けてしまった。で目が覚めたが、中々起き上がらない。結局起きたのは10時半近く。10時50分に歩いて10分弱の所に行かないといけないので、そんなに余裕は無い。髭も剃らず出掛ける。マスクをしていると髭に無頓着に成る。いけないな。

12時過ぎに帰ってきて、急いで職場へ。慌ただしい。まあ昼飯は食べた後なので、直でウェストウィングに行けばいいので、問題は無い。1時からゼミ。今日から2章。体の拡大の話。有限次拡大とか最小多項式とかガロア拡大とか。面白くない。もっと整数論っぽい話題がしたいぞ。まあそれでもちゃんとやってきているので文句は言えない。我慢。整数環を定義するまでは仕方ない。そうすれば後は怒涛の整数論。素イデアル分解の一意性をやるためにイデアル類群を導入する、という仕掛けに成っているので、面白い。まあ Minkowski の数の幾何をやるまでイデアル類群は計算出来ないんだが。そうすると水曜日のゼミの方が先にイデアル類群を計算できるようになるな。まあいいけど。4時10分終了。

5時から「早稲田整数論セミナー」。Simplest cubic field を定義する3次多項式に関する話。パラメーターを整数に取ると整数論的に面白いのだが、有理数に取るとどうなるか、とか、素数導手の3次巡回体はよくわかるが、素数導手じゃないとどうなるか、とか。非常に繊細な話。1946年の論文を引用していたり、はたまた Gauss の DA(正確な綴りが分からないので書けない)を読んだりとか、凄い。やはり整数論をやるには古典を勉強しないと。最新の研究を追い掛けるのはおじさんには辛い。古典にも問題は眠っている。しっかり勉強しよう。それには学生にちゃんと勉強させないと。あと同業者との discussion が大事だな、というのを改めて実感。個室に籠って勉強するだけが能ではない。打って出られるよう頑張ろう。って、そのためには籠らないといけないんだが。終了後は8時過ぎまで雑談。こういうのを酒と一緒に出来るようになるのはいつなんだろうか?

その後野球の情報を気にしながら勉強を少々。Baystars も気に成るが、村上はどうなった?パ・リーグは?と気にすること多数。大谷は?まあ程々にして切り上げてきた。

で帰ってきてニュースを見ると、大谷は8回途中までノーヒットノーランをやっていたそうだ。ということで今日は8回を投げ切って、規定投球回数まで残り1イニング。余程のことが無い限り規定打席、規定投球回のダブルは出来るね。パ・リーグは Hawks が勝ってしまったが、Buffaloes はサヨナラ勝ち。職場にいる時は8回にリードした、という状況だったのだが、9回に平野が追い付かれたようだ。が、最後は福田がサヨナラのセーフティースクイズバント。マジック1か。もう Hawks のものかな。いや、まだわからん。ギリギリまで粘った。後は奇跡を期待するのみ。

で Baystars vs. Dragons はどうでもいいだろう?Baystars は2位確定だし、Dragons は最下位確定だし。いやいや、佐野と岡林の最多安打争いがまだ残っている。今日岡林は4本も打ったそうだ。これで佐野157、岡林159。まだ佐野の方が試合を多く残しているので、有利ではある。が、岡林がプロ入り3年目で最多安打と成るとイチロー以来とか。それも見たいね。同数で手打ちするのはどうだろうか?

岡林、というと古いプロ野球ファンは、Swallows の岡林洋一を思い出すだろう。確か高津監督と同期だ。抑えをやっていたが、凄いことがあった。当時は延長は15回までで、しかも引き分けだったら再試合がある、という結構極悪なレギュレーションだった。で岡林は7回に投げ出し、15回まで無失点で投げ切ったことがある。完封勝ちや。その試合は引き分けだった。その後また何事も無かったようにリリーフで放って、案の定壊れた。ノムさんは名監督なのは間違い無いが、岡林を壊したという大罪がある。岡林、と聞くたびにそのことを思い出す。高津が抑えに成ったのは、岡林が壊れたからじゃなかったろうか?詳しい人は教えて。

Carp は5位確定だそうだ。Baystars は明日、明後日と Giants 戦。全力で叩きましょう。吉報を待っててね、Tigers ファン諸氏。

最後の近鉄戦士坂口智孝が引退する。「近鉄 Buffaloes」は過去の遺物に成ったな。オリックスはずっと「Buffaloes」を名乗ってくれるだろうか?心配。