2020年10月14日水曜日

大野雄大(Dragons)が今シーズン5度目の完封勝利!

水曜日は「数論序説」ゼミ。1時開始だが、目が覚めたのは1時3分。いかんぞ、と急いで支度。1時10分頃から始められた。最近たるんでるな。気を付けないと。今日はまずは素数 p に対する p 分体の部分体について。拡大次数 n (n|(p-1)) の部分体 kn が unique に定まることや、kn の原始元が ζ のトレースであることなどを証明。次は有限体の話。有限体の有限次拡大が巡回拡大であること、生成元がフロベニウス置換であることなど。これは完全に代数学IIの講義でやった話なので、ばっさり略、とやって欲しかったが、例に寄って懇切丁寧に証明してくれた。まあいいや。眠気に耐えながら3時くらいに終了。その後再び寝床で1時間ほど寝る。

しばしテレビを見ていて、ふと気が付いた。フジテレビチャンネル2でプロ野球ニュースの再放送をやっているはず。菅野が負け投手になったのでも見てやるか、と思ったら、もう菅野の負け試合は終わっていた。残念。まあ Baystars が快勝したのを再び見たので、気分はよかった。

6時から野球。1回表に宮崎のタイムリーヒットでいきなり1点先制。3回表に宮崎、倉本、ロペスと3者連続タイムリーヒット。5回表に佐野のソロホームランと、5-0。今日は楽勝かな、と思ったら、5回裏にソロホームランを浴びる。が、先発坂本の失点はこれだけ。5回1失点と中々の内容だった。6回表もソト、オースティン、宮崎のタイムリーヒットで9-1。今度こそ楽勝でしょう、と思ったら、8回裏に一気に5点取られて9-6ときわどくなってきた。が9回裏は三嶋が抑えて9-6で勝利。これで借金1。明日も勝って5割にしましょう。因みに Swallows は今日の負けで優勝の可能性が無くなったそうだ。そうか、やっと無くなったのか。ということはまだ Baystars に優勝の可能性は残っているのだな。諦めることはない。ここから大逆転だ!

今日は一つ記録が途切れてしまった。9試合連続2ホームラン以上というセ・リーグタイ記録に昨日並んでいて、今日は新記録が掛っていた。が、ホームランは佐野の1本だけだった。残念。まあいいでしょう。

試合中に速報のページを見たら、Dragonsが2位浮上、の情報。大野雄大が今期5度目の完封勝利で、防御率1位に躍り出たらしい。凄い。今シーズンの沢村賞は大野で決まりだな。何しろ先発完投型のピッチャーに送られる賞だから。これで菅野が取るようだったら許さん。田中(当時Eagles)が24勝した年は、完投の数で金子(当時Buffaloes)に劣っているのに田中が沢村賞を取ったが、文句は出なかったんだろうか?今年は絶対に大野!それは譲れん。あと一つ勝って10勝に乗せれば文句無いだろう。

学術会議の件だが、いつの間にかあり方を問う議論にすりかえられている。「役に立ったことが無い」という暴論が出ているようだが、役に立たない研究に金を出さないというのはけしからん。整数論なんて何の役にも立たないと思われていたが、RSA暗号や楕円曲線暗号など、昨今は華々しい応用がある。今役に立たないからと言って、未来永劫役に立たないとは限らんのじゃ。役に立たないから補助しない、では数学者は科研費に当たらなくなってしまう。まあ小生は当たらなくてもいいけど、他の数学者には当ててあげて下さい。ということで、まずは任命しなかった理由を明らかにするほうが先じゃ。