2018年8月10日金曜日

Atiyah-MacDonald(新妻弘訳)「可換代数入門」共立出版

今日は早起きした。体調もいい。ということで職場に行ってきた。1週間ぶりかな。まず生協に寄って、Atiyah-MacDonald(新妻弘訳)「可換代数入門」(共立出版)が売ってるかどうかチェック。売っていたので、昨日書いたように購入する。他にも数セミなどを購入。その後部屋に寄って、来月半ば締め切りの書類をもう出してきた。署名して印鑑を押せばいいだけのことなので、やってきた。ついでにメイルに返事を出す。

で5時20分過ぎに職場を離れる。6時の試合開始に間に合わせようと。が、「草津JCT-京都南 渋滞15km」の表示。うむ、小生は「京都東」で降りるのだが、多分結構な渋滞だろう、ということで、混まない下道を行く。が、甘かった。明日は祝日だし、今日から早くも帰省ラッシュが始まっているのか、混雑。結局1時間以上掛ってしまった。名神で行ってたら多分40分くらいで住処に着いたと思われるので、大失敗。野球はとうに始まってた。で早くも0-3で負けている。最終スコアが1-3だったことを考えると、序盤の3点の失点が痛すぎた。これで借金10。最下位 Dragons まで0.5差。うむ、またまずくなってきた。明日は勝ってくれ。

で野球終了後、Atiyah-MacDonald の本を眺める。25年位前に、この本をセミナーの予備知識とするから、7章まで読んできなさい、と言われて以来初めて本の初めの方を見る。すると、「これはとんでもない本だ」ということに改めて気付かされた。例えば「R/I のイデアルと、R のイデアルで I を含んでいるものには1対1の対応がある」という定理が証明抜きで書かれている。他にも「P が R の素イデアル ⇔ R/P が整域」とか「M が R の極大イデアル ⇔ R/M が体」ということが一言で証明されている。今の3回生の惨状を見ると、この本を予備知識として用いることはとても考えられない。整数論への道は険しい。しかし、代数幾何への道はもっと険しいかもしれない。Atiyah- MacDonald の本の exercise をかなりの数解かなければいけないようだ。うーむ、講義のレベルを上げたいところだが、惨状を鑑みるにそういうわけにもいかないだろうな。まあいいや。来年度になったらまた考えよう。