2018年10月1日月曜日

藤崎源二郎「体とガロア理論」岩波書店

今朝は10時に起きる予定だったのだが、6時半頃目が覚めてしまった。もう一度寝ようかと思ったのだが、大して眠くないので、起きていることにする。余裕のある日は早く目が覚め、余裕のない時は寝坊するという、小生のいつものジンクスだ。で10時までテレビで台風の残していった爪痕や、交通情報などを仕入れる。いわゆる「京阪神地区」では大きな被害は無かったらしい。京都は北の方が、兵庫では淡路島あたりで色々あったようだが、京都市山科区は「本当にこれで台風来てる?」というくらい静かだった。でもう琵琶湖線は普通に動いているようなので、「これは午後は講義ありかな?」と大学から来たメイルを見たら、「3限から平常通り」というメイルが来ていた。3限はもともと講義が無いので、小生は4限から。というわけで、押っ取り刀で準備する。

で職場に着いて、今日の講義の資料を印刷してから教室へ go!2時32分くらいに講義室に着いたんだが、学生がほとんどいない。がーん、午後から講義があるの知らんで休みよったか?と思ったら2分後にぞろぞろと入ってきた。そうか、別の教室で2時30分までの講義があるんだな、と知ってほっとする。で「代数学II」を初回から全力投球でやってくる。さすがにちょっとペースが速過ぎたか、終わってから黒板を写真に撮る学生多数。いつもの D 君は1番前まで出てきて、一生懸命写していた。来週からもうちょっとゆっくりやろう。

講義終了後直帰。で前から証明が気になっていた補題があって、それの証明を読むべく
藤崎先生の「体とガロア理論」を開く。15分ほどで理解できた。野球までちょっと時間があるが、次の証明を読み始めると時間切れになりそうなので、証明を読むのはやめて、しばし藤崎先生の本を「鑑賞」する。面白い本だ。例がすごく多い。薄いだけで本質的なことがあまり書いて無く、それでいて例も少ないという、大衆迎合型の本が多い中、分厚くて例が豊富という、実際に使う時になってみると役立つことが多い本。最近はこういう本が減ったな。まあ最近の人は本はオンラインで買ってしまうから、「本が厚い」は死語かもしれない。そんなことを考えながらつらつら見てみると、小生の講義の定理や例題の配置は藤崎先生の本の順番と似ている。考えてみればそれはそうで、小生はガロア理論は藤崎先生の本で勉強したし、それ以外の本では勉強したことがないからね。足立先生の本や雪江先生の本は後に出版されたもので、正直あまり読んでいない。アルティンの本は嫌いだった。やっぱり困った時は藤崎先生の本だよ。代数体の整数論は藤崎先生の「代数的整数論(上)(下)」で勉強した。こちらも例が豊富で助かる。院生相手にやってる代数体の講義は、上巻から多くの例や証明をいただいている。藤崎先生には足を向けて眠れない。先生はまだお元気だろうか?確かうちの親父殿の1歳年上だったので、88歳ですか。もう一度お会いしたい。

で野球開始。1回に打者3人で1点取った時は、こりゃ何点入る?と捕らぬ狸をしていたんだが、ゲッツーなどで1点しか入らず。嫌な感じだ、と思って見ていたら、先発の濱口が好調。これは勝てるな、と思ったそばから得意の連打攻勢であっという間に4点入った。ネフタリ・ソトがついに38号ホームランを打ち、筒香、丸に並んだ!どうせならソトのホームラン王も面白いぞ。がんがん打とう。と言ってるまにまた5点取って10-0。Tigers はわずか1安打で、2塁までランナーが進まなかった。ごっつあんです。Giants が負けている、という情報が入ったので、そちらにチャンネルを合わせる。Swallows の大引が3号、4号と2打席連続ホームランとか。Ginants は最後食い下がったようだが、寄り切られて負け。これで Swallows の CS 進出が決定とか。明日勝つと2位確定だそうだが、明日、明後日は Baystars が相手。そう簡単に行かしてなるものか。頑張れ Baystars!

忘れちゃいけない。昨日埼玉西武 Lions がパ・リーグ優勝を決めた。マジック1で、対象チームの Hawks が負けたための優勝。Lions は負けたのに、ベンチ内で皆が握手している。実に不思議な光景だった。まずはおめでとう。次は日本シリーズで Baystars が相手だ!

こちらも忘れちゃいけない。10月1日といえば「天下一品の日」。ラーメンタダ券を get すべく、先ほど行ってラーメン1杯食べてきた。明日の昼も天下一品か、と言いたいところだが、それはさすがにパス。券は11月30日まで使えるそうなので、いつ行くかはゆっくり決めましょう。