昨晩も遅くまで起きていてしまった。昨日書いた cos と sin の入った式だが、倍角の公式と三角関数の合成などで成立を確かめるのは容易。鈴木貫太郎氏は合成の cos バージョンを使っていたが、sin だとどうなるだろうとか、三角関数の問題は1の冪根を使って示せるはず、とかやっていた。後者は問題は書き直せるが、簡単に成ったかというとそんなことは無かった。ただ SageMath で E(n) とやると exp(2πi/n) にしてくれるので、三角関数でやった時は近似値で確かめるしかなかったものが代数的に確認できたりはしたが。で思い付いたのが、うちの入試で1の13乗根を使う三角関数の問題が出ていたが、それも近似値でなく厳密に確かめられた。よかった。とかやってて、明るくなるまで起きていたんだが。
で起きたら結構遅い時間。今日は一日やることが無いので、問題は無かったが。ただ、映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」という WBC のドキュメントが明日までなので、見に行きたかった。SageMath をいじる前に上映時間を確かめておいたので、まあ夜更かししても呑まなければ大丈夫だな、ということで起きていたんだが。シャワーを浴びてから3時半過ぎに住処を出て、二条へ向かう。地下鉄東西線は相変わらずすいてる。映画館の入っている建物の1階の「たかばし」で味噌ラーメンを食べ、喫茶店でアイスコーヒーを一杯飲んで、映画を見るべく4階へ。が、何やら腹が痛い。アイスコーヒーを短時間で飲んだのが原因だろうか?まだ何となく調子がおかしいが、映画が始まってしまうので、上映室へ向かう。これがある意味悲劇の始まり。
映画は優勝を決めたシーンから始まった。大谷が帽子とグローブを投げるシーンは何度見ても興奮する。本編では選手選考会議の様子や、キャンプ中ブルペンでダルビッシュが佐々木朗希にスライダーの投げ方を教えてるシーンなど、普通では見られないような映像が満載。でいよいよ WBC 開幕。その後もベンチの様子や、ブルペンの様子、源田が骨折した後のダッグアウト裏の様子など、貴重映像が次々と出てくる。栗林が離脱する時の映像もあり、見た甲斐があるというもの。が、上に書いた悲劇は始まりつつあった。スクリーンに割合近い席を陣取り、手で持ったカメラの望遠レンズでの映像が多く、揺れていた。段々乗り物酔いのような状態に成り、気持ち悪くなってきた。吐きそう。が、途中で映写室を抜け出すのは嫌だ。我慢して見る。それでもいい映像が目白押しで、楽しい。優勝したという結果を知っているので、楽しく見られたが。メキシコ戦でのサヨナラ勝ちのシーンなど、何度見ても興奮する。で優勝して、シャンパンファイトをやっている様子を流して、近藤とダルビッシュが途中抜けてシャワーを浴びて帰ってきて、ヌートバーが「近ちゃん、何やってんの!」と日本語で話し掛けたところで映像は終わった。何か変な終わり方だな、と思い、スタッフロールが流れるのを見ていた。客は誰も出ていかない。選手の名前、監督の名前が出るのは当然として、他にも全コーチ、全バッティングピッチャー、全ブルペン捕手の名前も流れた。それと当然のごとく映像スタッフなども。それがあいみょんの歌をバックに流れて、その後もう一度優勝決定のシーン。いいですね。で最後は映写室爆笑。何故かというと、大谷の「俺のグローブどこ?」という声が流れたため。こういう声は密着映像でないと拾えないな。さすがでした。気持ち悪いのも何とか耐えられた。まあ楽しかったです。Blu-ray にしてくれたら買ってもう一回見る。
ちょっと気持ち悪い時はオロナミンCを飲んで一発げっぷをすれば大抵治まる。で何とかなった。その後ポカリスエットを飲んで、まあ大丈夫かと。帰りの地下鉄はまあまあ混んでた。帰宅時間帯だからね。東西線の車両は小さいのだが、それでもあの程度の混みようでは赤字かな。京都の財政状況は苦しいそうだ。そんな中市役所を建て直すと言ってるが、大丈夫なんだろうか?などと考えながら山科へ。ちょっと脂っこいものは食べたくないので、なか卯でざる蕎麦を食べることにして、行く。が、席に前の人の使った食器が二つそのままに成っていて、テイクアウトを待ってる人が二人、店員が二人慌ただしく動いている。何やら一人目の人が大量に注文したらしく、それでパニックていたようだ。小生より前に注文した人の食べ物がまだ出てきていない模様。で小生の所に来たものがざる蕎麦でない。どうも写真を見て商品名をきちんと確認しなかったようで、「肉付け蕎麦」を間違えて注文してしまったようだ。まあいいか。まだ何となく調子がおかしい。明日は講義がある日なので、早目に寝よう。と言いながらここ数日全然早寝していないんだが。
今NHKでニュースを見ているが、ウクライナ情勢は相変わらず悲惨だ。いつ終わるんだろうか?ロシアが核を使うかも、という怪しげな情報もある。プーチン、早くやめなさい。