昨晩はその後大河ドラマ、「ゴチバトル」、2時間ドラマの「狩矢親子シリーズ」を見た。最後の奴は和美と夏目君が知り合う回。前に見た時は夏目君はもう普通にいたので、最初から出てるのかと思って調べたら、第3作からの登場らしい。和美を演じるのは藤谷美紀だが、調べたらもうすぐ50歳に成るらしい。この前小川範子(「はぐれ刑事」シリーズで藤田まこと演じる安浦刑事の次女役が印象的)も50歳に成ると知ってびっくりしたばっかりなのだが。子供の頃や学生の頃の記憶にある俳優はタレントが皆50だ60だ70だと成ったと知ると歳を取ったのを感じるね。
さて、と思ったんだが、手近に何故か斎藤正彦先生の「線型代数入門」があった。ジョルダン標準形の計算例が沢山出ている。講義では二つ計算したが、「一般固有空間の基底を上手に選べば」の「選べば」が講義で使ったテキストには書かれていない。出ている例は最初からいい基底が選べるというご気楽な例。固有値が λ 一つだけで、最小多項式が (X-λ)2 である3次正方行列の場合は基底をどう選べばいいんだろう?最小多項式が (X-λ)3 の場合は?というわけで読んでみた。が、何をしてるのかさっぱりわからん。そもそも何でこんな連立方程式を解くんだ?でしばらく考え込む。色々やったらやっと分かった。で次は計算が分からない。斉次じゃない連立方程式の解き方ってこれでいいはずだが、と思いながらやってみると何かおかしい。しばし紙に書き散らして色々。でようやく分かった。Ax=b の b にパラメーターが二つ入っていて、Ax=0 の解空間の次元が2だからまたパラメーターが二つと、大分混乱した。ようやく分かった。もう昼近く。また徹夜してしまった。TeX 化して食事を食べて、一旦横に成った。
相撲は途中から。昨日は3関脇のうち勝ったのは大栄翔だけだったが、今日は負けたのが大栄翔だけ。大栄翔は大関取りの為には残り4日間を3勝1敗でいかないといけないという、中々シビアな状況に追い込まれた。どう成るでしょうか?
6時半からプロ野球のオールスター。1回表からパ・リーグがいきなり4点。先頭打者から4連打で2点の後、一人挟んでヒットと内野ゴロでもう2点。村上(Tigers)をバカバカと打ち込む。どうやったら打てるのか教えてもらいたい。その後もパ・リーグにどんどん点が入る。柳田(Hawks)、万波(Fighters)がホームラン。7回表を終了した時点で8-0。途中スマホをちらっと見たら、セ・リーグで無失点は東(Baystars)だけ、と。で宮崎(Baystars)にホームランが飛び出し、セ・リーグはようやく1点。結局8-1とパ・リーグの圧勝。MVP は柳田。3安打とファインプレーの近藤(Hawks)と、万波、宮崎が敢闘選手賞。まあ Baystars 陣は目立ったね。佐野もいい当たりを打ったのだが、頓宮(Buffaloes)のジャンピングキャッチに阻まれた。明日はどう成るでしょう?
何となくもう講義が終わったような気分に成ってしまったが、金曜日に講義があるのだった。今日、明日はちゃんと寝よう。先週の金曜日にレポートの問題について聞かれたが、嘘を教えてしまったようだ。まあいつも言っている通り、講義でやったことや本に書いてあることには絶対間違いが含まれているので、頭っから信用してはいけない。最後は自分で考えてください。今見たら「線形代数学」は6人、「代数学I」は3人既に提出している。土曜日5時が締め切りで、来週は試験週間だから、早目に提出して楽に成りたい、というところだろうか。日曜日以降にチャチャっと採点してしまおう。去年まではいいお友達がいれば得するシステムに成っていたが、今年はそうはいかなくした。どうやったかって?さあ。まあ頑張ってください。