2023年10月17日火曜日

竹山美宏「数学書の読みかた」森北出版

どうも夜更かししてしまうな。昨晩も結構遅かった。プロレスは見なかったけど。プロレス録画してあるけど、全然見てない。もう録画するのやめようか?

で12時55分のアラームで無理くり起きた。学科長会議に間に合う。この時間にアラームを仕掛けたのはいいひらめきだった。今日も色々難しい話があったが、明日は学科会議をやらないで済みそう。W先生が何やらやると言っていたが、職場に行こうか?それとも Zoom で参加しようか?土曜日にも何かあるようなことを言ってたから、明日行くと週6日職場に行くことに成ってしまう。今日も保健センターに行く必要があったので行ったし。まあいいや。明日起きた時間次第だ。

保健センターには3時ちょいに行った。大して待たずに診てもらえた。この前の血液検査の結果が出ていたが、特段問題無いようでよかった。前は γ-GTP が結構高かったが、多分酒の呑み過ぎだったのだろう。悪友と縁は切ったし、最近は週2回呑めば多い方。まあ程々にしますわ。

その後個研室で昨日の講義のノートの直し。昨日は紙に赤入れしたが、結構気に成る所があり、真っ赤に成った。で今日はそれの TeX 化。昨日の晩は結局やらなかったので。で直してそれで終わりかというとそんな手抜きはせず、もう1回読んでみた。もちろん画面と睨めっこするだけでなく、ペンと紙を相手に書き書き考えた。やっぱりおかしな所があった。これでずっと講義してた筈なんだが。今年はゼミのテキストに色々新たな問題を見付けたりと、今まで何やってたんだと思うことが多い。「代数学II」のノートももう一回真剣に見直した方がいいかもな。後10年、間違いはしないよう頑張りたい。

春先に某大学の院生から、学振PDの受け入れ教員に成ってくれ、と依頼が届いていた。彼の指導教官は小生の大学時代の先輩。色々書類を書いたりしたが、不採択だった、と報せが届いた。そうか、残念だった。来年度はM2が4人もいるから、少し引き受けてもらおうかと思っていたんだが。縁が無かったということで、丁重にメールを書いておいた。

昨日職場のポストを見たら、森北出版の目録が届いていた。中を見ると、竹山美宏「数学書の読みかた」という本が目に入った。この本は既に買っている。ブログを見返してみたら、2回買ってる。1回目に買ったのは行方不明だが、2回目のは住処にある。で昨日帰ってきてからチラチラと眺めた。面白そうだ。章の終わりに何やら二人で会話しているのが収録されているが、為に成る。一人がもう一人に「本に書いてあるから正しいはダメってこと?」と質問していたが、当然ダメ、という答えをしていた。ゼミで学生には、本にはしばしば嘘が書いてある、と言ってる通り、およそ数学について書かれたもので100%正しいものは無い。小生が学生の時に読んでいた本に、濃度アレフ0の集合から濃度アレフの集合への全射が構成されている証明があった。本に書いてある証明では修正のしようが無く、色々調べた。今学生に読ませてる本も間違いが多い。中島和文先生が「自分が正しいと思ったこと以外は信用してはならない」とよく仰っていたが、その通り。うちのOB会である「数物会」のページに「数学・物理まなびはじめ」というコーナーがあり、OBや現職の教員、他の大学に移られた教員が文章を書いているが、そこに今東京理科大にいる卒業生の新田君が中島先生の話を書いてた。厳しい方だった。数学をちゃんとやるのは大変なのです。やりたくなくなるのもむべなるかな。大学院に進学したらその厳しさは享受しないといけない。頑張りましょう

珍しく「マツコの知らない世界」を見ている。火曜日は大抵野球を見てるんだが、今日は無いので。アメリカ出身の人が和製英語の話をしている。日本で使ってるカタカナ語は殆ど外国人には通じない。「コンセント」とか。「ユニーク」を「面白い」という意味に使うのは日本人だけ。数学では本来の意味で使っている。和製英語ではないが、「サウスポー」が外国人に通じたことが無い。必ず聞き返される。日本語が達者な外国人が、「何故俺が南極なんだ?」と聞き返してきた。「サウスポー」が定着したのはピンクレディーのお陰かな。野球の実況アナウンサーが良く言ってたのもあるだろう。面白いね。